木村拓哉とTOKIOの“不仲説”は間違い!5人をつないだ意外なモノ

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木村拓哉とTOKIOの“不仲説”は間違い!5人をつないだ意外なモノ

 3月いっぱいでTOKIOから人気No.1の長瀬智也が抜ける。そのTOKIO4人全員と接点があるのは、意外に思うかもしれないが木村拓哉だ。SMAPとTOKIOはジャニーズ内の派閥が違うことから不仲説や共演NGとも報じられたことがある。最年長の城島茂は86年、木村は87年、国分太一は88年、松岡昌宏は89年、最年少の長瀬は90年にジャニーズ事務所に入所。まるで年子のように芸能界に飛び込んでいる。この時期、木村は各々と連絡を取っていた。

 城島とは10代の頃、東京・原宿にあった合宿所で顔を合わせた。奈良県から上京した城島が、初めてパーマをかけたのは、木村が紹介してくれたヘアサロン「モリオフロムロンドン」だ。これは合宿所の目の前にあった。

 国分は音楽、長瀬は趣味の釣りで木村から影響を受けた。そのお礼に長瀬は、腕利きのバイク屋を紹介。木村が現在乗っている希少価値の高い愛車は、長瀬の仲介によって手に入れている。ファッションで木村から影響を受けたのは松岡だ。

「生まれて初めてスーツをプレゼントしてくれたのが、木村だったのです。光GENJIやSMAPも出ていた『アイドル共和国』(テレビ東京系)に14歳で出演したとき、SMAPはスーツが衣装。『スーツ、かっこいいですね』と言うと、『1個あるから、やる』と紫色のスーツをくれたのです。それは、デニム生地の短パンにアロハシャツしか着たことがなかった松岡少年にとって、衝撃的なものでした」(アイドル誌ライター)

 中学生の松岡は、すぐにそのスーツに袖を通した。摩天楼を彷彿とさせる紫色は、偶然にも大好きな色だった。

「去年、木村はテレビ朝日系列でドラマ『BG~身辺警護人~』に、松岡は『家政夫のミタゾノ』に出演しました。木村は、テレ朝内に貼られていた“ミタゾノ”のポスターとツーショットを撮り、インスタグラムにアップ。後輩の番宣にひと役買いました」(前出・アイドル誌ライター)

 木村は「エレベーターにこのサイズのポスター……迫力が……松岡ぁ~!! ファイトぉ~!!」という文章を添えた。すると、ミタゾノの現場は「見ましたか?」と大騒ぎ。松岡は「すげーな、こんなにスタッフみんな感動しちゃうんだ」とキムタクパワーを痛感したという。

 さかのぼれば木村は、94年にTOKIOが東京・日本武道館で開催したデビューコンサートに、SMAPからソロで出演。アルバム収録曲を熱唱して、満場のファンを沸かせている。

 40代になった木村とTOKIO。仲の良さは現在進行形だ。

(北村ともこ)

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