新入園・新入学準備である“名前付け”の負担を軽減させるアイデア

| アサジョ
新入園・新入学準備である“名前付け”の負担を軽減させるアイデア

 子どもの新入園・新入学を控えるママにとって、その準備にどのくらいの時間や労力がかかるかは気になるところ。中でも、持ち物に記名する“名前付け”は多くの先輩ママたちが大変だと感じているようです。

 主に、オフィスや家庭用の文具を企画・製造販売するキングジムが2020年12月、2020年4月に保育園・幼稚園・小学校に入園・入学した子どもを持つ25~45歳の母親 400名を対象に実施した調査では、「お子様の入園・入学前の準備で、大変だと感じたこと」として寄せられた意見で一番多かったのが「子どもの持ち物への名前付け」(88.3%)だったそう。

 さらに、「名前付けをした持ち物の点数」を尋ねた結果、71.0%のママが「21個以上」、26.0%が「51個以上」と回答したとのこと。数十個の持ち物に一つひとつ記名することは、ラクな作業ではないようです。園や学校ごとに指定の持ち物がある場合、その説明が行われるのは入園・入学時期に近付いてからというケースも多いため、多くの作業を短期間のうちに終えなければならないことも、ママの負担を大きくしているようです。

 筆者が子どもの頃は、母が持ち物一つひとつに油性マジックで名前を書いていましたが、最近では防水タイプのお名前シールや油性のお名前スタンプ、テプラ、アイロンで貼り付けるお名前シートなど、さまざまなグッズが販売されていて、ママの負担を軽減させる工夫がしやすくなっています。

 園に持参するおむつや入学時に準備する算数セットなどは、数が多かったり記名場所が小さかったりして負担が大きいため、手書きが不要なお名前グッズを活用するのがオススメ。手書きの記名を楽しみたい場合は、手書きにするものとお名前グッズに任せるものとを分けて、負担を調整するのも一つの方法です。

 初めて手にする“自分のもの”は子どもにとってうれしいもの。せっかくなら、ずっと大切に使いたいと思えるように、心を込めて準備したいですよね。そのためには、ママの負担を大きくしないことが重要。どんな工夫をして乗り切るか、早めに検討し始めるのがよいでしょう。

(Nao Kiyota)

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