恋愛をスタートさせる時、苦労や不幸を望んでいる人はいないと思います。
「この人といい恋愛をして幸せになりたい」と思って、私たちは好きな人と向き合うのに、気付くと不安や我慢ばかりがたまっていることもあります。
いろいろなところで「いい恋愛をしましょう」とよく言われていますが、「正直いい恋愛ってどんなことを指すのか分からない」という人も多いでしょう。
そこで今回は、私たちの人生にも大きな影響を与える「いい恋愛」について、考えていきます。
■「いい恋愛」とはどんな恋?
まず、「いい恋愛」とはどんなものなのでしょう。
筆者の考えるいい恋愛とは、「その恋愛を通して、幸せが拡大するもの」です。
例えば、恋人と一緒にいなくても、幸福感や充実感をいつも以上に感じる瞬間ってありますよね。恋人がいることで、仕事や勉強を頑張れたり自分の成長を感じられたりする瞬間もあるでしょう。
これらは、恋愛をきっかけに、幸福感が恋愛以外にも拡大しているといえます。
よく「恋をするときれいになる」といいますが、これも幸せが拡大した結果起きる良い作用の1つです。
■「悪い恋愛」において見られる関係性の特徴
前段で、「いい恋愛とは、その恋愛を通して幸せが拡大するもの」と定義しました。
では一方で、「悪い恋愛」とは、どんな恋愛を指すのでしょう。
一番分かりやすい目安は、一緒にいることで自分に良くない影響が出ている関係です。
例えば、付き合っていると体調やメンタルを壊すのは、悪い恋愛の代表です。他にも、仕事や家族、友人関係に悪影響が出てしまう恋愛は、悪い恋愛といえるでしょう。
こういった恋愛は、相手と自分の関係性にさまざまな「ゆがみ」があることで、悪いものへと発展します。
つまり、相手や自分が悪いのではなく、関係性のゆがみが悪さを生み出しているのです。
ここでは代表的な4つのゆがみを「悪い恋愛で見られる関係性の特徴」として紹介します。