年間CMぶっちぎり女優・米倉涼子「第3次黄金期は小柳ルミ子商法」(2)テレ朝会長を「早川ちゃん」

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年間CMぶっちぎり女優・米倉涼子「第3次黄金期は小柳ルミ子商法」(2)テレ朝会長を「早川ちゃん」

「本業」の女優では、米国の大手動画配信サービス「ネットフリックス」でドラマ「新聞記者」での主演が決まっている。

 社会派サスペンスの作品は、19年に同タイトルで公開された映画のオリジナルシリーズとなる。映画版では、東京新聞の望月衣塑子記者の同名ベストセラーを原案に、政権がひた隠そうとする権力中枢の闇に迫る女性記者と、エリート官僚との対峙や葛藤が描かれた。第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞など3部門を獲得したヒット作のドラマ版で、新聞記者役を米倉が演じるという。

「ネットフリックスは昨年末に有料会員数が2億人を突破し、制作費やギャラで民放ドラマが太刀打ちできないレベルです。『新聞記者』も、米倉のギャラは1本700万円とも言われています。それ以上に米倉にとって魅力なのは、世界中に配信されること。山崎賢人と土屋太鳳がダブル主演する『今際の国のアリス』も配信後28日間で、全世界1800万世帯に視聴されています」(芸能記者)

 米倉主演の同作は年内に配信予定だが、一方で民放ドラマに目を向けると、代表作でもある人気シリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の出演をめぐり、これまで「出る」「出ない」とことあるごとにメディアをにぎわせてきた。

「『ドクターX』に関しては、作品にも共演者やスタッフに対しても愛着がありますが、女優として大門未知子のイメージが定着するのを嫌がっていました。また、19年に放送された『シーズン6』の最終回が視聴率19.3%と、高視聴率ながら20%を超えなかったことで『ドクターX』からしばらく撤退したい旨を周囲に示唆していたんです」(芸能記者)

 それがここにきて心境に変化があったのか、今年の10月クールで「ドクターX」復帰が濃厚だという。

「独立後、他局も含め民放ドラマからオファーが届いていたようですが、義理堅い性格なので、民放で出演するならまずはテレビ朝日からと決めていたようです。同局の早川洋会長兼CEOとも親しい間柄で、『早川ちゃん』と呼べるのは米倉ぐらい。『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレ朝系)もお気に入りの作品ですが、独立して1発目はより確実に数字が取れる作品として、『ドクターX』を選んだのです」(芸能記者)

 新シリーズの出演が本決まりとなれば、下半期の主役の座は再び「失敗しない女」が君臨することは間違いないだろう。

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