バラエティ番組で活躍する女性タレントやアイドルの顔ぶれがまた、新しくなってきている。それは、「求められているもの」の変化なのか。彼女たちは番組でどう「扱われ」、どう「目立って」きたのか。「ポストアイドル戦国時代」を生きる彼女たちとバラエティ番組の関係性を考える!
■女性タレント「忘れがたき至言集」(『あさイチ』2017年8月25日)
指原莉乃がゴールデンタイムに冠番組を持つ稀有な女性アイドルであるのもうなずける。顔芸、松本人志と東野幸治の悪ふざけへのツッコミ。彼女はどちらも高レベルでこなす。というかむしろ、ほかの女性タレントは小分けされた指原の機能を各番組に配給しているようにも見えてくる。
そんな指原は言う。秋元康など「すごく偉い人」にはフランクに話していい。けれど、「ちょっとだけ偉い人」には絶対に馴れ馴れしくしてはダメだと。おじさん社会をサバイブしてきたアイドルの至言である。さて、指原は誰に丁寧に接するのか。ちょっと坂上忍との関係を観察してみたいと思う。
●飲用てれび いんようてれび。テレビの観察者。日刊サイゾー等で連載中。Twitterはinyou_te。
(EX大衆2020月3号「アイドルとバラエティの現代史」指原莉乃)