3月21日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、加藤浩次が吉本興業との契約を終了する話題について取り上げた。『ダウンタウン』松本人志のコメントに、ネット上では疑問の声が殺到している。
周知のように、加藤は〝闇営業問題〟のときに吉本興業の上層部を批判し、エージェント契約をつかみ取った。加藤は事務所と専属エージェント契約を結んだ第1号であり、その動向に注目が集まっていたが、この度、吉本からの申し出により、加藤と契約を更新しないことが発表された。加藤はこれについて3月10日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で「自身が発案したエージェント契約だから、続けたかった部分があったんですけど、会社から契約延長しないと言われたらノーというわけにもいかず。僕もびっくりしている」と、心境を語っている。
そんな話題に対して、吉本上層部と古い付き合いである松本がコメント。「エージェント契約にもいろいろあって、このやり方だと、吉本に実が無さすぎるというか、みんながこの契約しちゃうと、吉本潰れちゃうよ…みたいなこと。これ以上、俺は何もやりようないしなと思って…」と吉本の苦しい立場を述べ、世間に理解を求めているようだった。
『かまいたち』山内「粛正が始まった」しかし、この松本のコメントにネット上では
《本当に吉本に旨味がないことだけが理由なら、配分の見直しを交渉を挟むはずで、最初から契約を打ち切ったということは、つまりそれ以外に理由があるんでしょう》
《個人的に気になるのは、取り分が不満なら、なぜ契約期限前に話し合いを持たなかったのか》
《だったら大崎、岡本、松本が「会社側の割合を増やしてくれ」って言えばいいだけ。松本一派が加藤を切ったのでは?》
《合意した取り分で潰れるなら最初に詰めておくべきだし、終了ではなく料率変更の調整のステップがあるべき》
など、疑問の声が多くあがっている。
番組では、『かまいたち』の山内健司が「(吉本の)粛正が始まった、と。恐れおののきました」などと、不可解なこの事件をネタにもしていたが、果たしてどこまで突っ込んでいい内容なのだろうか。エージェント契約した他の芸人の動向に注目だ。