コロナ禍で生まれた新しい不調“不安疲労”の原因と対策

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コロナ禍で生まれた新しい不調“不安疲労”の原因と対策

 コロナ禍により、心身ともに不調を感じていませんか?

 最近、増えているといわれるのが、「何となくだるい」などの身体的疲労感と、「やる気が出ない」「不安」などの精神的疲労感が結びついて起きる“不安疲労”というもの。とくに、若い世代の女性に多いというのが特徴なようです。いったいどのような原因で起きているのでしょうか。

 内分泌・糖尿病専門医で東海大学医学部客員教授の久保明さんによると、不安疲労は自律神経の乱れによって起きているのだとか。オーバーワーク、ストレス、不安といったものが活性酸素を発生させ、自律神経の機能低下につながり、疲労を感じさせているというのです。

 この不安疲労、どのような対策があるのでしょうか。紹介されていた対策を2つ紹介します。

■呼吸法やウォーキング

 自律神経の乱れを整え、副交感神経の働きをスムーズにする方法として、吐く息を普段より長めにする呼吸法を行う、姿勢を正したウォーキングをする、腸のケアを行うなどがあるそうです。

■腸ツボ刺激

 京都府立医科大学大学院医学研究科消化器病専門医の内藤裕二さんによると、腸管粘膜の細胞にもツボのような刺激を感じるセンサー、いわゆる“腸ツボ”があり、これを刺激すると腸から脳へとシグナルが送られ、精神的・身体的疲労感軽減につながるのではと考えられているそうです。

 その腸ツボを刺激するには、ユーグレナ(和名:ミドリムシ)だけが生成する「パラミロン」の服用、腸ツボマッサージを行うのがよいのだとか。

 パラミロンは市販のサプリメントやゼリーなどの製品から摂取でき、腸ツボマッサージは、おへその上下左右にあるツボを5~6秒ずつ指の腹で数回押すことで行います。腸セラピストの真野わかさんによると、腸ツボマッサージ中は、常にゆっくりとした呼吸を心がけ、心地よい・痛気持ちよいを目安に刺激するといいそうですよ。

 不安疲労を自覚しているなら、一度、これらの対策を試してみてはいかがでしょうか。

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