東京03と堺雅人、きっかけはファミレスという「意外な絆」とは?

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東京03と堺雅人、きっかけはファミレスという「意外な絆」とは?

 東京03が大輪の花を咲かせているような活躍ぶりだ。「キングオブコント2009」の優勝から時間をかけて腕を認めさせた3人は、コロナ禍による自粛生活で17年に開設した「東京03 Official YouTube Channel」がバズリ中。過去の単独ライブのネタがフル尺で観られるとあって、チャンネル登録者数は57万人超え。累計視聴回数1000万回を超える作品もある。

 3人のテレビレギュラーは「東京03 in UNDERDOGS ─今日は負けたけど、明日は絶対勝つ─」(BSフジ)と「レキデリ」(NHK Eテレ)。それぞれが俳優、CMタレント、コメンテーターなど多岐にわたって活躍中だが、特にめざましいのは角田晃広だ。昨年もっとも高視聴率だったドラマ「半沢直樹」(TBS系)に出演したことで、CMが3本も決まった。

 驚くのは、主演で半沢を演じた堺雅人と古い付き合いだったということだ。

「東京03は角田と飯塚悟志がネタを書き、豊本明長がパソコンに書記する分担制。現在は3人とも既婚者ですが、独身時代からネタを書くのは決まってファミレスでした。最長17~18時間も滞在したことがあります。その同じファミレスにいたのが堺。すでに主演俳優でしたが、静かに台本を読んでいたそうです」(芸能関係者)

 角田と飯塚は、ファミレスから仕事の現場へ行くこともあった。その時、店員から「いってらっしゃいませ」と送りだされ、戻ってくると「おかえりなさいませ」と歓迎された。

 堺と出会った当初、双方は同じテレビに出る者として挨拶をする程度だった。しかし、マネージャー同士が距離を縮めていき、ここ数年は堺が東京03の単独ライブに行く関係に発展。「半沢直樹」で角田と2人きりのシーンになった時、堺のほうから「東京03の次のライブはいつですか?休んででも行きますよ」と話しかけてきたという。

 角田は18年にNHK朝ドラ「半分、青い。」翌19年にNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」、そして昨年「半沢直樹」に出演して、国民的ドラマを制覇した感がある。飯塚は昨年、ドラマ「この恋あたためますか」(TBS系)で見せた自然な演技が評判だった。

 コント界のトップランナーは、コロナが明けた後の全国単独ライブツアーで自己最多の4万人動員をめざすという。

(北村ともこ)

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