漫画『ONE PIECE』の世界には、常識では推し量れないほど凶悪な海賊たちが数多く登場する。とくに尖った言動で知られるのが、「最悪の世代」と呼ばれるルーキーたちだ。しかし4月5日発売の『週刊少年ジャンプ』18号では、そんな最悪の世代の筆頭キャラが意外なセリフを放ってしまったらしい。
※『ワンピース』最新話の内容に触れています第1009話『奈落』では、ついにカイドウ&ビッグ・マムとの戦いに進展が。驚異的な力を見せる「四皇」2人を前にルフィ、ゾロ、ロー、キッド、キラーが連携プレイを見せていく。
物語を大きく動かしたのは、カイドウとビッグ・マムによるタッグ攻撃「覇海」。誰もが危機感を覚えるほどの凄まじい一撃が、ルフィたち全員に襲い掛かる。するとゾロは前に出て、たった1人でその攻撃を食い止めるのだった。
ゾロはボロボロになって倒れ込んでしまうが、その活躍によってルフィたちは間一髪で全滅をまぬがれる。そこで思わぬセリフを放ったのが、キッド海賊団のキャプテンであるユースタス・キッド。瀕死のゾロに対して、「一瞬でもよく止めたな」「ありがとよ…!!」という感謝の言葉を送ったのだ。
キッドはお礼をちゃんと言えるいい子キッドといえば、オラオラ系の見た目にふさわしい性格の持ち主。誰に対しても刺々しく、最悪の世代の中でも狂犬のようなポジションだ。これまで度々「麦わら海賊団」と共闘してきたが、決して慣れ合う素振りは見せたことがなかった。
そのため、キッドが他人を素直に褒めるところを想像できなかったという人は多いようだ。ネット上では《キッドくんが素直にゾロを褒めてお礼言ったのに驚いてしまった》《キッド、お前お礼とか言えたのか…ってなった》といったリアクションが続出。
さらに、《キッドがゾロにちゃんとお礼を言える子で嬉しかった》《あれだけやばい状況でゾロのファインプレーにお礼が言えるのめちゃくちゃ好感度高い》《キッドがゾロに「ありがとよ」とか言ってて激熱すぎる》《キッドはゾロにちゃんとお礼言ってて共闘らしさが感じられて嬉しかった~!!》とキッドの評価がうなぎ上りとなっている。
これまでの共闘とは違って、今回の相手はビッグ・マムとカイドウという作中最大クラスの猛者。ピンチに立ち向かう中で、いよいよキッドもルフィたちに仲間意識が芽生え始めているのかもしれない。
いわゆる「0世代」ではロジャーに対して、金獅子のシキというライバルキャラが存在した。ルフィがロジャーのように成りあがった後、キッドがシキのポジションにつく…と予想する読者も多い。ルーキーたちの関係性がどんな風に変わっていくのか、今後も目を離せない!
文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ