志村けんが「何をやっても嫌な顔をせず受け入れてくれる」と絶賛した小柳ルミ子【志村けんとコメディエンヌの系譜】

| 日刊大衆
志村けん

 みんな大好き志村けん氏。今回、本誌では「女性」という観点から氏を検証。といっても、下衆雑誌と一線を画す我々、スキャンダルな下半身ネタには目もくれず、「ネタにおける女性の役割」にのみ着目。そこから見えてきたものとは? 女性タレントは志村コントにおいてどんな存在だったのか?

 志村がドリフの付き人をしていた時代、マックボンボンとして「小柳ルミ子ショー」の前座を務めていた。小柳はステージが始まる直前にもかかわらず、舞台袖からマックボンボンのコントを夢中になって見ていたという。

 志村がドリフの正式メンバーになると、小柳と何度もコントで共演するようになる。たとえば「二人羽織」。志村が浮気相手の小柳ルミ子とイチャイチャしていると、妻(仲本工事)が帰ってくる。浮気をごまかそうと二人羽織状態になるが、最後は小柳の顔を隠しきれず浮気がバレてしまう。

 コントはアドリブ中心で、志村のアイデアが8割を占めるのだが、小柳が提案したネタを志村は「いいね」と気軽に受け入れてくれたのだとか。志村は「何をやっても嫌な顔しないで受け入れてくれるから本当にやりやすい」と小柳を褒めていた。

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