みんな大好き志村けん氏。今回、本誌では「女性」という観点から氏を検証。といっても、下衆雑誌と一線を画す我々、スキャンダルな下半身ネタには目もくれず、「ネタにおける女性の役割」にのみ着目。そこから見えてきたものとは? 女性タレントは志村コントにおいてどんな存在だったのか?
志村がドリフの付き人だった時期に、由紀はいかりやからコメディエンヌとして鍛えられていた。
『志村けんのバカ殿様』では、バカ殿の「年はなんぼじゃ?」という問いかけに、由紀が演じる腰元が「15歳でございます」と自分の年齢を偽り、バカ殿がぶち切れて斬ろうとする流れが“お約束”だった。