株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「動物用AST (抗菌薬感受性検査) の世界市場 (~2026年):製品 (ディスク&プレート・培地・付属品・消耗品・自動AST)・動物区分 (犬・猫・馬・牛・豚・家禽)・エンドユーザー (動物リファレンスラボ・大学)・地域別」 (MarketsandMarkets) の販売を4月19日より開始いたしました。
動物用抗菌薬感受性検査の市場規模は、2021年の1億米ドルからCAGR6.1%で成長し、2026年には1億3500万米ドルに達すると予想されています。この市場の成長は、抗生物質の使い過ぎによる抗菌剤耐性の脅威の増加、動物由来製品の需要の高まり、人獣共通感染症の流行、ペット保険の需要の高まり、動物医療費の増加、先進国における獣医師数の増加とその所得水準の向上などが主な要因となっています。一方で、自動化された動物用抗菌薬感受性検査システムのコスト高やペットケアコストの上昇が、市場全体の成長を抑制すると予想されています。
COVID-19が動物用抗菌薬感受性検査市場に与える影響
COVID-19対策としてのロックダウンにより獣医の受診回数が減り、抗菌性試験に関連する消耗品や器具などの製品の利用が大幅に減少しました。このため、動物用抗菌薬感受性検査市場に対する需要は、約8~10%に減少すると予測されます。
牽引要因:抗生物質の過剰使用による抗菌剤耐性の脅威
家禽や豚など経済動物の成長促進剤として抗菌剤の過剰使用は、大きな問題となっています。抗菌剤は、成長促進剤として使用される以外にも、感染予防、あるいは治療のために動物の飼料に含まれています。抗菌剤の使用率は、病気の動物よりも健康な動物の方が高いと言われています。WHOによると、世界で製造されている抗生物質の約80%が家畜に使用されていると報告されています。抗菌剤が飼料業者から容易に入手できることが、その過剰使用の大きな原因となっています。しかし、抗菌剤の過剰使用は、抗菌剤耐性(AMR)のリスクを高め、臨床的にも経済的にも深刻な事態を招きます。また、政府や規制機関は、獣医師、畜産家、ペットの飼い主の意識を高めるために、抗菌剤スチュワードシッププログラムを策定しています。
動物用抗菌薬感受性検査の市場規模、2026年に1億3500万米ドル到達予測
2021.04.20 10:00
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