ブーム到来「ばんえい競馬」はじめてガイド(3)狙い目は馬体増のイレ込んでいる馬

| Asagei Biz
ブーム到来「ばんえい競馬」はじめてガイド(3)狙い目は馬体増のイレ込んでいる馬

 ばんえい競馬を象徴するのが「鉄ソリ」である。負担重量は480キロから1トンと幅があり、レース展開にも関わってくる。基本となる規定重量は、クラスと時期によって変わる。例えば「オープン」クラスだと、660キロから始まり、シーズン終盤は740キロまで増える。

「2〜3開催に1回のペースで負担が10キロ重くなり、それで障害を越えられない馬も出てきます。重量が上がればパワータイプが有利ですが、年度替わりする春は重量が大幅に軽くなるため、スピードタイプが有利になります」

 重量でいえば、牝馬はマイナス20キロ、騎手の体重は全レース77キロに統一され、足りない分は「弁当箱」と呼ばれる箱型の重りをソリに乗せて調整する。

 次に重要なのが「馬場状態」だ。ばんえい競馬は水分量で表示され「重馬場」と「軽馬場」に分かれる。サラブレッド競馬とは「重」と「軽」のイメージが反対になるのだが、2%台なら「軽」、0%台は「重」と覚えておくといいだろう。

 前走「重馬場」で好走して人気を押し上げた馬でも「軽馬場」で好走できるとは限らないので、馬券を買う前に馬場水分のチェックを忘れずに。

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