蓮佛美沙子、「きれいのくに」で見せる「吉田羊との同化演技」が鳥肌モノ

| アサジョ
蓮佛美沙子、「きれいのくに」で見せる「吉田羊との同化演技」が鳥肌モノ

 さまざまなキャラクターを演じ分けられるのが「カメレオン女優」。演じるキャラクターに入り込み、そのキャラクターになりきることができるのが「憑依型女優」と呼ばれているが、ほかの女優が演じているキャラクターに「完全同化」したキャラクターを演じることができる女優は、何と呼べばいいだろうか。

 放送中のドラマ「きれいのくに」(NHK)で“女優・蓮佛美沙子”の表現力に注目が集まっている。

 蓮佛が演じているのは「30代の頃の恵理」と「30代の頃の容姿を持った40代の恵理」。4月12日放送の第1話では、吉田羊が「40代の恵理」を演じ、蓮佛は「30代の恵理」を演じていたのだが、4月19日放送の第2話では、突然、恵理の容姿が30代に戻り、夫の宏之(平原テツ)が戸惑うところからドラマがスタート。夫以外には恵理の変化がわからず、恵理自身も自身の容姿が30代の頃に戻っていることはわからない、という芝居が続いた。

 ネット上では「30代の恵理」を演じていた時とは違う、「吉田が演じていた40代の恵理」とそっくりな「容姿だけ若返った恵理」を演じる蓮佛の演技の巧みさに驚きの声が続出しているのだ。

「放送中から『吉田羊に寄せた演技というより、吉田羊が演じていた恵理が中に入っているとしか思えない蓮佛美沙子の演技に鳥肌』『眉根をちょっと寄せる表情とか「違うでしょ!」って怒った時の声色とか、蓮佛が吉田羊に完全同化してる!』『30代の恵理を演じていた時とは違う、吉田羊が演じてた40代の恵理にしか見えない蓮佛の演技力が怖い。背筋が寒い』など、称賛を通り越して驚愕の声が相次ぎました」(テレビ誌ライター)

 作品自体の注目度も高いこのドラマ。キャストの演技とともに展開にも期待したい。

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