現在、タクシーの運賃は基本的に普通料金と深夜・早朝割増料金の2種類のみだが、国土交通省は運賃を日時や天候、客足などによって変動させる「ダイナミック・プライシング」の導入を検討していることが明らかとなった。年内に実証実験を開始するというが、ユーザーからはこれに懸念の声が相次いでいる。
「ダイナミック・プライシングとは、消費者の需要と供給に応じて価格を変動させる制度。例えばタクシーに当てはめれば、悪天候や終電後、大規模イベントの開催時など利用客が多いタイミングにはタクシーの運賃が高くなり、利用者の少ない平日の日中などは逆に運賃が安くなります。これにより、利用者の全体的な底上げが期待されるわけです」(社会部記者)