お笑い第7世代いよいよ崖っぷち! 後輩若手芸人たちの評価も壊滅的…

| まいじつ
画/彩賀ゆう

〝お笑い第7世代〟と持て囃されてきた芸人たちが、最近になって苦境に立たされているという。今年はお笑い第7世代の冠番組『新しいカギ』(フジテレビ系)などが始まり、ぱっと見では勢いを維持しているようだが、一体どういうことなのだろうか。

最近ネット上で話題になっていたのは、5月11日放送の『バナナサンド』(TBS系)で公開された、若手芸人が憧れている芸人ランキング。〝お笑い第7世代〟の中でランクインしたのは、6位の『霜降り明星』だけという結果になっていた。上位を独占していたのは、1位『ダウンタウン』、2位『オードリー』、3位『バナナマン』といった、お笑い第7世代よりも上の世代ばかり。どうやら次世代ブレークを狙う若手芸人にとって、お笑い第7世代は憧れの対象になっていないようだ。

このランキングを受けて、ネット上では《そういえば最近お笑い第7世代がちやほやされなくなってきたな》といった声が。とはいえ若手芸人たちにとって、世代の近いお笑い第7世代は、〝憧れ〟というよりも〝ライバル〟なのかもしれない。

そのため、このランキングだけを見て「お笑い第7世代はオワコン」などというのは少し的外れだが、お笑い第7世代ブームに陰りが出てきたという説には、他にも様々な根拠があるようだ。

第7世代はバラエティー番組でのトークが不評

例えば前述した『新しいカギ』は、「霜降り明星」『チョコレートプラネット』『ハナコ』などがメインキャストを務めるコント番組なのだが、初回の平均視聴率は4.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。そして同時期にレギュラー化された「霜降り明星」と西川貴教の番組『オトラクション』(TBS系)も、レギュラー化初回放送の視聴率が3.7%と、苦汁をなめさせられていた。

たしかにお笑い第7世代の冠番組が増え、一見調子がいいようだが、その実〝数字〟が取れていないという現状。またバラエティー番組におけるトーク力で、ベテラン~中堅芸人との差が浮彫りになってしまうことも多く、

《霜降りもそうだけど、ネタは面白いのにバラエティーでのコメントが絶望的につまらない》
《お笑い第7世代のトークって、ちょっと面白い素人が喋ってる感がすごい》
《基本的にどいつもこいつも普通のことしか言わない。売れっ子俳優のコメントかよ》

といった批判を目にするようになってきた。

人気を獲得してテレビ番組への出演が増えたことで、逆にメッキが剥がれてしまった…ということなのだろうか。いずれブレークするであろう〝第8世代〟の芸人に、追い抜かされなければいいのだが…。

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