31歳画家の男、悪いレビューに腹を立て恋人に暴行 その後高速道路の脇に置き去りにし逮捕

| リアルライブ
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 他人から否定的に評価されて気分を害する人は少なくはないだろうが、海外では自身の仕事に否定的な評価をされ彼女に八つ当たりした男がいる。

 イギリス・ヨークシャー州で、16年間画家として活動している31歳の男が、ある顧客から自身の作品に対する悪いレビューを受けたことに腹を立て、一緒にいた恋人の女性に暴力を加えたと海外ニュースサイト『Leeds Live』と『The Daily Star』などが5月8日までに報じた。

 報道によると、男は2月14日のバレンタインデーの前日に女性とホテルで過ごし、一緒に酒を飲んでいたという。2人は約6カ月前から交際していた。男が酒を飲んでいる時、画家として活動している自身のFacebookページに顧客から否定的なコメントが投稿されたという。コメントの具体的な内容は明かされていない。

 男は激怒し、ホテルの部屋にあった壁掛けテレビを壁から引き離し、一緒にいた女性の頭をテレビで殴るなどして八つ当たりした。女性は男から逃げるため部屋を出ようとしたが、男は女性を床に押し倒し、自分たちが持ってきたスーツケースで女性の体を何度も殴ったそうだ。

 女性は「殴られて気持ちが悪いから外に出してほしい」と男に言い、男は女性を車の助手席に乗せて高速道路を走った。具体的な時間は不明だが、ある程度高速道路を運転すると、男は脇に車を停車させ女性を無理やり押し出し、高速道路の脇に置き去りにしたという。男は一人で車を運転しその場を去った。なお、飲酒運転に関しては後に行われた裁判で触れられたという情報はない。

 女性は約4時間40分後に、何とか自分の家までたどり着いた。女性は最初は徒歩で高速道路の路肩を歩いていたが、その後はたまたま道路を通りかかった人が女性を車に乗せ、家まで送ったという。

 家に着いてしばらくすると、男が女性の家を訪れ、女性は男を家に入れたという。男は再び怒りだし、女性の家のリビングルームにペンキを投げつけたり、女性の家のテレビや電子レンジを壊したりして暴れだしたという。ペンキは女性の家にあったものなのか男が用意したものかは不明である。女性は13歳の息子と2人で暮らしていたが、危険を察知した女性は息子を連れて自身の車に避難した。

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