筑邦銀行とOne Terraceが業務提携。外国人高度人材の雇用拡大に向け地域製造業や建設業に海外から人材紹介

| バリュープレス

株式会社One Terrace(代表取締役:石中 達也、所在地:東京都千代田区、以下「当社」という)は、本日2021年6月7日に、株式会社筑邦銀行(代表取締役頭取:佐藤清一郎、所在地:福岡県久留米市)と業務提携を締結し、6月15日より福岡県及び大分県、佐賀県の一部地域を中心に九州地方で事業を営まれる企業の人材確保支援を行うこととなりましたのでお知らせ致します。

地域製造業が持ち直すなか、生産性の向上や技術の高度化など、高度な知識や技術をもつエンジニアの需要が高まっています。一方で国内の労働人口は減少し続け、理系離れに起因する構造的な技術者不足の課題が顕在化しています。そのようななか、高度な技術を保有する若手外国人労働者への期待が高まっております。

福岡県内の外国人労働者数は令和2年10月末現在で5万4,957人にのぼり、年々増加傾向にあります(2020年10月末現在:福岡労働局「外国人雇用状況」)。しかしながら、高度な技術を持つと想定される外国人材は8,815人と全体の16.1%にとどまり、福岡県内の機械加工・機械設計・電気制御などの製造業や建築業では、長期的に技術継承を行えるエンジニア人材の確保が難しく、課題となっています。

当社は、日本への留学支援や機械・電気電子等の大卒エンジニアの直接採用事業に強みを持ち、ベトナムで日本語学校も運営するなど、外国人が安心して日本で学び、就業できる環境を整え、海外で日本語教育を受けた外国人材が地域の企業で継続的に就労することを支援しております。

この度、提携する筑邦銀行は、福岡県及び大分県、佐賀県の一部地域の中小企業を主な顧客層とし、地域の課題解決と地域経済の活性化に向けた「お客さま支援ビジネスの多様化」を基本方針とした支援体制を整えており、このネットワークを活用しつつ、外国人エンジニアの雇用支援を強化してまいります。

当社は本業務提携を契機に、エンジニア人材確保の課題に真摯に向き合い、筑邦銀行と密な連携をとりながら、アジアの高度人材と地域企業との円滑なマッチング機会を創出してまいります。

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