ネットワークアタッチトストレージ(NAS)の市場規模、2026年に583億米ドル到達予測

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株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「ネットワークアタッチトストレージ(NAS)の世界市場:ソリューション、展開タイプ、設計、ストレージソリューション、業界、地域別 - 業界分析および予測(2020年~2026年)」(KBV Research)の販売を6月21日より開始いたしました。

ネットワークアタッチトストレージ(NAS)の市場規模は、2020年~2026年にCAGR16.7%で成長し、2026年には583億米ドルに達すると予測されています。一元化されたディスク容量からデータを取り出して保存するための装置を、ネットワークアタッチトストレージといいます。このデバイスは、LANへの接続が容易で、データを安全かつ確実に保存したりアクセスしたりするなど、異種のユーザーが利用することができます。これらのデバイスを制御するためには、ブラウザベースのユーティリティーが使用されるため、そのアーキテクチャにはディスプレイやキーボードが含まれていません。NASデバイスは、その性質上、非常に適応性が高く、追加のストレージが必要な場合にはスケールアップすることができます。また、迅速かつユーザーフレンドリー、低コストで大容量を持ちます。NAS技術は、特に発展途上国の中小企業で採用されています。

企業環境におけるNASシステムの導入が増加しており、ベンダーは、NAS採用を考える企業向けに、カスタマイズされたNASソリューションの開発を進めています。オンプレミスのNASとクラウドストレージの組み合わせは、NAS内のデータ管理と、クラウドでのデータ保存やアーカイブに有効であり、今後普及することが予想されます。多くのベンダーは、既存のNASシステムに、Amazon S3など有名なクラウドストレージサービスを組み合わせて、ストレージのプロビジョニングに取り組んでいます。

デジタル化に向けた政府のイニシアチブの増加や、より低い帯域幅を消費するNASデバイス強化のための研究開発活動の増加は、NAS市場に成長の機会を提供します。NASデバイス導入の増加は、ネットワーク上でコンテンツを管理、保存、アクセスするソリューションを求める、中小企業や大企業の需要に起因しています。

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