明石家さんまが初の企画・プロデュースで話題になった6月11日公開のアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』。原作は直木賞作家の西加奈子氏のベストセラー小説、声優には木村拓哉の長女でモデルのCocomiをはじめ、大竹しのぶや吉岡里帆、マツコ・デラックスら豪華メンバーを起用。ところが、興行ランキングは公開1週目が7位、2週目は10位で、3週目以降は圏外と思わぬ苦戦を強いられている。
先日、66歳の緑寿を迎えたが多数のレギュラー番組を抱え、テレビ業界での〝お笑い怪獣〟ぶりは未だ健在。だが、結果だけ見れば大コケと評価されてもおかしくないだけに芸能界にも大きな衝撃を与えている。
「作品自体は地方のとある漁港を舞台にしたハートフルムービーで、ハッキリ言って良作です。ただ、原作小説は35万部のベストセラーを記録したとはいえ、同時期には『エヴァンゲリオン』や『ガンダム』『名探偵コナン』といった知名度・人気ともに抜群のアニメ映画が上映されていました。それにさんまさんは監督や脚本を務めたわけではありません。作品そのものに対する関わりは少なく、そこも苦戦の要因になったのかもしれません」
そう分析するのは映画ライター。北野武のように自らメガホンをとったり、脚本を手掛ける芸人監督も増えているとはいえ、興行的にヒットするケースはそれほど多くないとか。