『バイキング』坂上忍の小山田圭吾批判に視聴者から猛ツッコミ

『バイキングMORE』フジテレビ公式サイトより

 7月19日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)でMCの坂上忍(54)が、東京オリンピック開会式で作曲を担当するミュージシャンの小山田圭吾(52)を批判したものの、ネット上からツッコミを集める事態になっている。

 過去、雑誌などで障がい者へのいじめを告白していた小山田。開会式の音楽担当チームの一員であることが発表されて以降、この告白があらためて問題視されることに。小山田は16日に自身のツイッターを通じて謝罪したものの、ネット上からの批判は止む気配がない。

 そんななか、『バイキングMORE』でもこの問題が取り上げられると、坂上は「僕も(インタビュー記事)読みましたが、ちょっと正直やっぱりびっくりしましたし、その内容にね。テレビで詳細にご紹介するというような内容ではないので…」と表情を曇らせた。

 また、インタビュー記事自体は27年前のものだが、坂上は「僕、基本は『27年前のことですからね』っていうのを前提として捉えようとするタイプなんですけど、やっぱちょっと内容見ちゃうと、これは27年前っていうことを差っ引いてもそれでもなんとなく受け付けられないような感じですね」と苦言。

 謝罪に対しては、「基本、全部受け身でやってんだよね」と指摘し、「Twitterは駄目だと思う。ミュージシャンの人とかって、ちゃんと謝罪する人もいるけど、やっぱりね、TwitterとかYouTubeで済ませるというのは、俺はもう大反対なので。本当にこれまずいなと思ったら、やっぱり肉声で自分の顔を晒して、けじめ付けるって言うんだったら付けないと、納得感は得られないから」と指摘していた。

 しかし、視聴者からは「お前が言うな」「人のこと言えないでしょ」「本当に相手によってスタンス変わるなあ」といった呆れ声が集まっていた。

「坂上は6月22日放送回の中で、歌手のビリー・アイリッシュ(19)の過去の差別発言疑惑を取り上げた際に、『あんまり昔のことを掘り下げてそこをつつくのはやめましょう』『大体2、3年をメドにしている』と発言。著名人の過去の不倫問題でも、『過去のこと』と擁護することも多々あるため、今回小山田を批判することに対し疑問の声が上がったようです。また、2016年12月2日放送の『ダウンタウンなう』(同)で、坂上は過去に掃除用具入れに同級生を入れ、階段の上から転がし『どれくれいの小ささになるか検証した』と発言。明らかにいじめ加害者側であることから、どの立場で発言しているのかと呆れられてしまったようです」(芸能ライター)

 自身のいじめ経験は笑いながら話していた坂上だが、ブーメランとなってしまったようだ。

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