東京大会のメダルには世界初の試みが! 悪名高い五輪を楽しむための豆知識

| まいじつ
東京大会のメダルには世界初の試みが! 悪名高い五輪を楽しむための豆知識

数多くの問題を抱えつつ、どうにか開催までこぎつけた東京オリンピック・パラリンピック。未だ新型コロナウイルスは猛威を振るっているが、せっかく開催されたのなら、心行くまで楽しみたいものだ。そこで今回は、知っておくとより楽しめる〝五輪の豆知識〟をご紹介していこう。

今回の五輪では、選手たちが目指す〝メダル〟には世界初の試みが。なんと大会史上初となる「100%リサイクル」のメダルが用意されているというのだ。このメダルは、全国で不要となったパソコンや携帯電話といった小型家電の金属を再利用。これまでのメダルも純金や純銀でないことは周知の事実だったが、「100%リサイクル」とは随分とエコロジーなプロジェクトである。

ここでメダルにまつわる豆知識をもう一つ。1人の選手が多くのメダルを獲得することも少なくないが、世界で一番多くメダルを所持しているのは「水の怪物」と呼ばれた競泳選手のマイケル・フェルプスだ。

彼は2004年から2016年に行われた大会の間に、通算28個ものメダルを獲得している。しかも金メダルの数は23個で、未だに記録は破られていない。「水の怪物」の異名を持つだけあり、最も偉大な五輪選手といっても過言ではないだろう。

些細なところにも意外な事実が眠っている!?

また五輪といえば、〝シンボルマーク〟についても知っておくべきだろう。有名な話ではあるが、この重なり合う輪を描いたマークは、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オセアニアという〝5つの大陸〟を現している。国際オリンピック委員会(IOC)の創設者の1人であるピエール・ド・クーベルタンがデザインし、1914年のIOC設立20周年記念式典で発表されてから100年以上も使用されている歴史的なマークだ。

ちなみに輪の色は、水、砂、土、木、火からなる〝5つの自然現象〟を意味し、他にも〝スポーツの5大鉄則〟の水分、体力、技術、情熱、栄養を表現しているという説も。一方で旗の白地に5色を加えた6色で、「世界各国の国旗がほとんど描けるため」といった説もある。基本的に5色のマークが使用されることがほとんどではあるものの、過去に行われたモントリオール大会などでは〝単色のオリンピックマーク〟が使われたことも。長年開催されている大会だけあって、イレギュラーはもちろんゼロではない。

一口に五輪と言っても、大小問わずさまざまな豆知識が散りばめられている。少しでも知識として頭の片隅に入れておけば、今回の悪名高き大会も少しは楽しめるのではないだろうか。

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