ロシア初酒蔵建設プロジェクト クラウドファンディングで30%達成

| バリュープレス
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ロシアのサンクトペテルブルクでは、ロシア初の日本酒の酒蔵での酒づくりを計画している。現在クラウドファンディングのプラットフォームCAMPFIREにてプロジェクトを掲載中で、目標金額の30%を達成しました。

日露地域交流事業の一環として、ロシアのサンクトペテルブルクでは、ロシア初の日本酒の酒蔵での酒づくりを計画している。ロシアのコンサルティング会社 "MTC Japan"と山形県酒田市にある酒蔵 "菊勇”の両者にて、日露ビジネスの発展に寄与する、ユニークなプロジェクトを立ち上げた。
ロシアにて酒蔵を設立する試みは、目新しく、非常に将来有望なものになると考えている。これまで何十年にもわたる日露協力においても、日本酒は輸入しか行ってこなかったためである。本プロジェクトでは、山形から輸入した日本産の米と酵母を使用し、本物の日本酒をロシアで製造することを計画している。
日本酒の魅力の一つには、日本料理のみならず、外国の郷土料理ともよく合う点が挙げられるだろう。これこそが日本酒の人気の理由なのである。そのため、日本酒の外国での需要は年々増加している。
本プロジェクトのプロジェクトリーダーであるアンナ(MTCJapan)は次のように語っている。「日露関係の発展に貢献するため、日本酒造りの技術をロシアに広めたいと思います。日本酒は日本文化の象徴であり、ロシアでは日本や日本食が愛されています。さらに映画や本など様々な大衆文化を通して、ほとんどの人が日本酒のことを知っているのではないでしょうか。」しかし、現状ではロシア人の中で日本酒は気軽に楽しまれているものではない。
プロジェクトリーダーによると、理由の一つには特定の種類の酒に対する輸入制限と、輸入品が高価であることが挙げられる。そのためターゲットとなる平均的なロシア人にとっては、日常的に日本酒を買うことは難しいのだ。
プロジェクトの最初のステップとして、現在クラウドファンディングのプラットフォームCAMPFIREにてプロジェクトを掲載している。現在目標金額の30%を達成し、100万円が集まった。引き続き8月22日まで継続中だ。

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