卓球・張本智和の好感度が爆上がり! マスコミの“印象操作”を見事に払拭

| まいじつ
(C)Stefan Holm / Shutterstock

東京五輪で多くのアスリートが注目され、スターとなっていった。そんな中、いい意味で世間のイメージがガラリと変わった選手がいる。男子卓球代表の張本智和だ。

張本といえば、圧倒的な実力がありながらも「チョレイ!」という雄叫びがなぜか問題視され、「品がない」「うるさい」などと批判を浴びてきた。そして雄叫びのイメージからか、性格もあまり良くないというイメージを持たれていたようなのだが、実際の張本は全くそんなことはない。

そんな一面が世間に知れわたったのが、張本が今大会の男子個人で敗退したあとのインタビューだった。張本はメダルが有力視されながらも、格下相手に4回戦で敗退。さぞ悔しかろうが、試合後のインタビューでは「後悔はそこまでないです。ちゃんと今やれることを出し切ったと思う。本当に相手が強かった」と相手を称えながら清々しいコメント。また、前日の試合中に右手を痛めて出血していたことも話題になったのだが、これについて聞かれても「昨日の試合でも痛くなかった。(対戦相手の)ヨルギッチ選手との一対一の勝負で、相手が上だった」と話し、一切言い訳をしなかった。

このスポーツマンシップ溢れる姿勢が話題となり、ネット上では

《チョレイあんま好きじゃなかったけど、このコメント見て印象が変わった。負けて悔しくても言い訳せず相手を讃えられるのは素晴らしいです》
《張本のコメントすげぇなあ 本当に18歳か?ってなるわ》
《いろんな事を言われてきて私もうがった見方をしていましたが、このコメントで大ファンになりました》

などと、張本のイメージが変わったという声が相次いだのだ。さらに男子団体でも、張本は世間のイメージを変えて見せる。

「最初から全く生意気要素はなかった」

団体メンバーで最年少ながら、エースとして出場した張本。しかし、そこに傲慢な姿など一切なく、先輩の試合の時には出場している選手よりも声を張り上げて必死に応援。タイムアウトの時にはドリンクを持って待ち構えたり、先輩・水谷隼のメガネを念入りに拭くなどサポートに徹し、理想的な後輩として尽力した。

また準決勝では、自分だけが2勝して先輩たちが全敗するという悔しい負け方をしたのだが、そこに対しての不満はゼロ。

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