“3度目の先発テスト”は温情ではない。阪神・藤浪晋太郎投手が8月9日の東北楽天戦に先発した。後半戦のローテーション再編を口にしていた矢野燿大監督は、藤浪、及川らにエキシビションマッチでそのチャンスを与えてきた。
「西勇輝、秋山拓巳、青柳晃洋、ガンケルがいます。前半戦の終盤、チームが失速したのは事実ですが、無理に先発陣を入れ換えなくても…」(在阪記者)
しかし、デンと構えてはいられなくなったのだ。2位巨人とゲーム差が縮まったせいもあるが、理由はそれだけではない。東京五輪を経て、マイナス要素が加わったからだ。
「青柳が心配です。