形状が似ていることからギリシャ語の王冠を意味する言葉が由来となっているコロナウイルス。また、デルタ株やラムダ株といった変異種の名称にも同じギリシャ語のアルファベットの呼び名が用いられている。
だが、国内外にそんなウイルスや変異種と同じ名前を持つ企業が複数存在する。世界各地にここまで甚大な被害を及ぼしているだけに風評被害は気になるところだ。
例えば、軽い味わいで飲みやすさが特徴のコロナビールは、メキシコ発の世界的な人気ビールブランド。米国の大手広告会社が昨年2月に発表した調査結果によれば、同国内のビール愛好家の38%が「今は買わない」と回答。販売元のアンハイザー・ブッシュ・インベブ社も昨年1~2月だけで約310億円の売り上げが失われたことを明かしている。
ただし、米国の市場調査会社IRIは、2020年全体のコロナビールの売り上げは前年並みだとしており、風評被害による深刻な業績不振はなんとか回避できたようだ。