中田翔、巨人への電撃移籍で掘り起こされた“二岡騒動”

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中田翔、巨人への電撃移籍で掘り起こされた“二岡騒動”

 8月20日、日本ハムから巨人へ無償トレードで移籍した、中田翔。

 中田は4日に函館で行われたエキシビジョンマッチ(日本ハム─DeNA戦)の試合前、同僚選手に暴力行為を働いていたことが発覚。チームからは無期限出場停止処分が下されていたが、コミッショナーから示されていた「出場停止選手」の処分については20日で解除。その矢先の電撃トレード発表となった。

「関係者の間でも、おそらく中田を社会人としても一から教育し直し、再生させるのは原監督ぐらいしかいないのではないかと話されていました。野球評論家の高木豊氏も予測していたその一人で、自身のYouTubeでは巨人入りの経緯について憶測としながらも、“日本ハムの栗山監督が原監督を慕っている間柄からの移籍ではなかったか”としていますね」(野球ライター)

 ところで、もともと巨人と日本ハムの間では盛んにトレードが行われてきたが、トラブルが発端となった中田の移籍により掘り起こされてしまったのが、“二岡騒動”だ。

「第2次原政権のもとで看板選手だった二岡智宏が、2008年に元フリーアナでタレントの山本モナとの不貞関係を報じられ、9月にケガで二軍落ちするとそのまま復帰することなくシーズンが終了。そのオフに日本ハムにトレード放出され、この動きがスキャンダルの影響とも言われました。そのため今回、ネット上では《二岡の逆パターンを思い出す》との指摘が上がっていましたね」(ネットウオッチャー)

 とはいえ二岡はその後、日本ハムでしっかり実績を残し、14年に引退。15年~17年にはコーチとして、20年からは三軍監督として古巣の巨人に戻り貢献している。中田も巨人での活躍後、日本ハムへ戻り恩返しをするときが来るかもしれない。

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