数々の大御所から「事務所が大きくなかったら怒ってる」と言われるほどの後ろ盾を持ち、「イケメンなのに笑いもできちゃう」と風を吹かせる35歳の中年タレント・ウエンツ瑛士。しかし、30代後半の芸能活動には〝危険信号〟が灯っているようだ。
「ウエンツは巨大も巨大な事務所をバックに、旧来メディアで安定した仕事を保ってきました。しかし、その副作用として新たなメディアには対応できていないようで、今年始めたYouTubeは焼け野原の如く惨憺たる有様となっています」(芸能ライター)
ウエンツがYouTubeデビューを果たしたのは4月。デビューを告げる最初の動画は2万再生と、知名度を考えるといきなり壮絶なズッコケを記録する。翌月にはいきなり1万再生を割り、以降はいずれの動画も3000台~5000台をうろつくという、固定ファンしか見ていないことが分かる〝低空安定〟の数字に。過去最高の21万再生を記録した企画も、元『ザブングル』松尾陽介氏とのコラボという寄生虫っぷりだ。あまりの悲惨さにヘソを曲げたのか、チャンネルは6月を最後に更新停止されている。
ネットがダメならお得意のテレビ…と思いきや、もはやこちらにも居場所はなくなっているようだ。
レギュラー0本、古巣番組は絶好調で完全に居場所なし…ウエンツは2009年から『火曜サプライズ』(日本テレビ系)にMCとしてレギュラー出演。しかし、同番組は今年3月に打ち切りで終了し、現在は「サプライズ」の流れを汲んだ後継番組『オモウマい店』が放送中だ。
同番組は一風変わったクセのある飲食店を紹介するバラエティー。各店の抱える事情や店主の人情、スタッフの等身大な取材姿勢が人気を博し、視聴率は10%越えが平常運転。時には15%の大台に迫ることもあり、開始ワンクールで早くも地上波屈指の人気バラエティーとして君臨している。
「同番組MCを務めるのは、『サプライズ』でもMCを務めていたヒロミ。そう、この番組はやることもMCもさほど変わらず、メインからウエンツを外しただけで数字を爆上げしたのです。対する現在のウエンツは、レギュラー番組がまさかの0本。