アメリカ進出の大仁田厚「AEWよ、これがメイド・イン・ジャパンの本当の電流爆破じゃ!」

| リアルライブ
大仁田厚

 悲願の全米殴り込みが決まった大仁田厚が、米国のメジャー団体AEWに対抗心をメラメラと燃やした。

 すでに大仁田は現地10月31日(日本時間11月1日)に、米国で“メイド・イン・ジャパン”の電流爆破デスマッチを敢行することを発表していたが、その試合会場がニュージャージー州トレントン・サンダー球場になることが決定。同球場は昨年までMLBニューヨーク・ヤンキース傘下(2A)だったトレントン・サンダーが本拠地として使用している由緒あるスタジアムで、大仁田は“米国のライバル”マット・トレモントと電流爆破デスマッチでシングルマッチを行う。試合の模様はIWTVにてPPV生中継される。

 今回の興行は、大仁田が共同代表を務めるFMW-E(エクスプロージョン)と米国のハードコア団体H2Oが全面協力して開催するもので、大会名は「DESTINY(運命)」と冠された。米国での電流爆破は17年8月5日(現地時間)、別団体CZWにより、ニュージャージー州フライヤースケートゾーンにて、大仁田、雷神矢口、保坂秀樹組VSトレモント、リッキー・シェーン・ペイジ、ダニー・ハボック組の一戦で史上初めて行われた。だが、電流爆破の技術者を現地の業者が担当したため、その破壊力は物足りないものに終わっていた。

 その後、今年3月7日(同)、AEWがフロリダ州でケニー・オメガVSジョン・モクスリーによるAEW世界選手権を有刺鉄線電流爆破デスマッチで実施したが、大仁田が日本で行っている電流爆破と比べると迫力に欠けた。それを受けて、大仁田のSNSには米国のみならず、海外のファンから「オーニタのホンモノの電流爆破が見たい」とのメッセージが殺到。

 その要望に後押しされる形で、大仁田は爆破に特化した新団体FMW-Eを7月4日に鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で旗揚げ。試合をインターネット配信したところ、視聴者の6割が北米のファンで、今度は「ライブでオーニタの電流爆破を見たい」とのリクエストが多数寄せられていた。そこで、大仁田側がH2Oと交渉した結果、米国での電流爆破デスマッチの実現が決まった。対戦相手のトレモントは9歳の時に、映像で見た大仁田にあこがれてプロレスラーとなり、ハードコアファイターとして活躍。

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