現代女性の健康問題解決を目的に、医療コンサルティングや女性医療に関するプログラムや事業を企業とともに開発するファムメディコは、子宮頸がんに対する国外や世代間での比較データの発表と、子宮頸がんにまつわる20代女性の意識と実態の調査結果を公開しました。
子宮頸がんは子宮の出口(子宮頚部)にできるがんで、特に20~30代の罹患者が増加しており、出産を迎える時期と重なることから「マザーキラー」と呼ばれています。
国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3,000人が亡くなり、また2000年以後、罹患者数も死亡率も増加しています。一生のうち、およそ73人に1人が子宮頸がんと診断されています(※1)。
さらに、20代で子宮頸がんと診断された女性の人数を1994年と2014年で比較すると、1994年は10万人あたり24.9人でしたが、2014年は54.3人と、2倍以上に増加しています(※2)。
そして現在、子宮頸がんを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を防ぐHPVワクチンに、再び注目が集まっています。
日本ではHPVワクチンの接種推奨が2013年に中断されて以来、世界各国と比べて接種率が低い状況が続いており、2019年の国内でのHPVワクチン接種率は1%未満となっています(※3)。
そこでファムメディコは、20代女性たちが子宮頸がんに対してどのような意識を持っているのか調査しました。
まず、「子宮頸がんの主な原因はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染である」というのを「知っている」と答えた人は「28%」でした。
次に、子宮頸がん検診の頻度について調査すると、「2年に1度以上の頻度で受けている」と答えた人は「24%」に留まりました。
一方で、「子宮頸がん検診では子宮内膜症や子宮筋腫は見つけ切ることができない」ことを「知っている」と答えた人は、「21%」となりました。
子宮頸がんは初期症状がなく、自覚症状が現れた時にはすでに進行していることが多い病気です。
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