​妻とヨリを戻したい男性、黒魔術に頼るも霊能者とけんかしオノで殴り殺される

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 「困ったときの神頼み」とはよく言うが、海外には、悪霊に頼ろうとして命を落とした人がいる。

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 ロシア南部の都市アストラハンの森林地帯で、別居中の妻とヨリを戻すために、黒魔術の儀式に参加した男性が、霊能者の男性と大げんかし、オノで殴り殺されたと、海外ニュースサイト『Daily Mail』『New York Post』などが11月17日までに報じた。

 報道によると、同都市でエンジニアとして働く33歳の男性Aは、29歳の女性(以下妻)と結婚した。2人の出会いや交際期間などは報じられていない。Aの友人の話では、結婚後1年もたたないうちに、関係が悪化。妻は家を出ていったという。2人は離婚こそしていなかったが、別居状態にあった。Aは、妻ともう一度やり直したいと強く思っていたそうだ。Aが頼ったのは、黒魔術を使うという32歳の男だ。Aは妻を取り戻すための儀式をしてほしいと、男に依頼したそうだ。Aと男が、どのように出会ったのかは不明だ。

 日時は不明だが、Aと男は「儀式」を行うために人里離れた森林地帯へ。Aと妻の所有物を土に埋めるなどして儀式を開始した。男は呪文を唱えたが、Aをばかにするような言葉を使った。さらに男は妻も侮辱。Aは怒って男に抗議したが、言い争いに。口論は次第にエスカレートし、殴り合いのけんかに発展した。男は持ってきていたオノを手に取り、Aの頭部を繰り返し殴打。Aは動かなくなったそうだ。この時点でAは死亡したとみられる。男は周辺の木の葉や枝をAの上にかけて、遺体を放置し、そのまま逃亡したそうだ。

 のちにAの遺体が発見されて、男は警察に身柄を拘束された。ロシア警察は、遺体発見までの経緯を公表していない。逮捕された男は、A殺害を認めて自供している。男は呪術医、霊能者などと名乗っていたようだが、すべてウソだったとみられる。警察の調べによると、男は大手石油会社の社員だそうだ。最近開かれた裁判で、男は殺人罪で有罪となり9年半の懲役刑が言い渡されたという。

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