新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染が各国に広がっていることを受け、日本政府は11月29日に外国人の入国禁止を発表。その後、南アフリカなどのアフリカ大陸に加え、オミクロン株の感染者が確認されたイタリアや英国、ドイツなどヨーロッパからの入国者への規制も強化され始めた。こういった水際対策に対しては迅速だったと多くの日本人が評価をしているが、その一方で突然の入国不可に戸惑いを隠せない人たちもいる。
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日本はこれまで日本人の配偶者(日本人の妻または夫などを持つ外国籍の家族)に対しては入国を許可してきたが、12月2日に発表された水際対策で、日本の長期ビザを所有していない日本人の配偶者の入国は認められないことが決定された。これは要するに、国際結婚をして海外に住んでいる日本人の外国籍の家族が、日本に一緒に帰国できないことを意味し、年末年始に家族で帰国を予定していた人たちが日本で過ごせないこととなったのだ。
政府の決定は12月2日に通達されその日から変更になるという素早いものであったが、日本との時差もあり現地の夕方頃に空港にすでにいて、空港で日本国籍の妻と子どもは日本に帰ることができるが、外国籍の夫はその場で入国できないことが分かったケースもあったという。他にも、ドイツ人の夫を持つドイツ在住の日本人女性は、ウイルスの特性上仕方ないと理解を示しながらも「夫と子どもと一緒に帰国する予定だったからつらい。日本にもう3年近く帰れておらず、今回やっと自分の両親に会えることを待ち望んでいた」と話す。夫の入国が不可となった翌日が出発予定日だったが「突然の決定で自分の両親に帰ることができないと伝えたら泣いていた。孫の顔が見せられない。突然の変更で、ショックを受ける夫を置いて自分だけ帰国する気にもなれず、言葉にならない」と涙ながらに語った。
空港で涙を流す家族も オミクロン水際対策、海外では一晩でパニックに 影響を受けた人の声
2021.12.06 06:00
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