カラフルな輪っかのイラストに「HOOP RETURNS 2010」の文字――これは一体、何を表しているのだろうか。
この石碑を発見したのは偶然であった。
2021年12月17日、筆者はJR東金駅(千葉県)近くにある商業施設「サンピア」を訪れていた。
用事を済ませて、喫煙所がどこかにないか探そうと道路の向かい側にあった東金中央公園に入ったとき、変わった色合いの石碑が目に入ったのだ。
それが「HOOP RETURNS 2010」と書かれた石碑である。
表面にイラストと「HOOP RETURNS 2010」の文字があるだけで説明書きが何もない。埼玉・白岡から、生まれて初めて東金にやってきた筆者には横縦1メートルほどの石碑の正体がさっぱりわからない。
そこで、日を改めて12月22日、東金商工会議所のまちづくり観光委員会の担当者にその正体を聞いた。
石碑の正体は「フープ塚」、なぜ東金に......担当者によると、東金中央公園にある石碑は
「フープ塚」
という、フラフープに関する石碑らしい。
フラフープと東金――いったい何の縁があるのか。
1958年、日本ではアメリカの大ブームを受けて販売が始まったフラフープが大流行していた。
しかし、健康被害をもとたらすという根拠のない風評であっという間にブームは終焉。これに東金が大きく関係していたのだ。