少子化でも勝ち残れる保育園作りとは【書籍発売『評判の保育園の始め方と経営改善術』】

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株式会社秀和システムは『評判の保育園の始め方と経営改善術』 (篠田英也著)を12月4日に発売しました。本書は保育園経営を手がける著者が、そのノウハウを余すところなく紹介した本です。保育園経営の利益率は5%程と言われますが、本書では著者自身が実践する利益率を3倍以上に増やす方法が記されています。


◆保育は「量」より「質」の時代へ
「待機児童」といった言葉がある通り、現代は深刻な保育士不足だと言われます。しかし、著者はやみくもに保育園を増やすことには否定的です。むしろこれからは「量」より「質」の時代が来ると予想します。

◆保育園経営に必要なたった一つの要素とは?
保育園経営と言うとハードルが高いと思う人も少なくないでしょう。しかし、著者は「保育園経営は誰でもできる」と述べます。「基本的なことはすべてルールで決まっている」ほか、小規模でも開業可能なため、会社員と兼業も可能なのだそうです。さらに土地持ちの大家さんならば家賃の問題もありません。認可保育園の場合は公的資金の援助も受けられます。こうしたメリットが本書では多く紹介されており、保育園経営へのハードルを下げてくれます。そして保育園経営者に最も必要なことは経験でも知識でもお金でもなく「やりぬく覚悟」であると著者は説きます。

◆「儲かる保育園」経営はマネジメントが9割
著者は保育園経営をするにあたり要となるのは人材育成とマネジメントだと述べます。それでは、どういった点を意識すべきなのでしょうか。
・紹介制を重視(もっともローコストでリスクが少ない手段)
・応募者から前の職場の不満をすくい上げる(「ウチが1番」アピールは逆効果)
・理念に沿った行動は肯定(園長は上、新卒は下と位置づけない。人に優劣をつけない)
・出戻りしやすい雰囲気作り(辞める保育士には「感謝の意」を。強く慰留し気まずい空気を作らない)
これらは著者が以前に手がけていた美容業界でも取り入れていたメソッドです。
美容と保育は職場に女性が多い共通項があります。著者は「ほめる」「優しくする」「がんばらせない」「努力させない」4原則を掲げた「キンダーマネジメント」を取り入れています。こうした方法論が本書には多く記されています。

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