松本人志、漫才放棄の過去自慢に賛否の声「昭和の芸人」「今では許されない」

『人志松本の酒のツマミになる話』フジテレビ公式サイトより

 1月7日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で、ダウンタウン・松本人志(58)が、“とがっていた頃”のエピソードを語り「昭和の芸人にはよくいた」「今では許されない」と賛否の声が集まっている。

 “とがっていた頃”というテーマになった際、千鳥・大悟(41)から「『ごっつ(ええ感じ)』の最初、噂ですけど何百万、1000万円くらいかかるセットを見て『収録しない!』って帰ったってホンマですか?」と聞かれると、「ほんま」と認めた松本。

 理由を聞かれると「正直言うと、その日帰りたかったんですよ。文句つけて帰りたかった」と当時の心境を明かし、大悟は「ただのわがままやった!?」と驚き。続けて、松本は「夕方くらいに起きて、(現場に)行っても全然コントやる気なくて。とにかく帰りたいと思って。でも、みんなちゃんとしてくれて待ってるし。セット見て『思ってた棚じゃないな』って。(スタッフに)『わかるやろ!!』って」と言い残し、収録を放棄して帰宅したと振り返った。

 さらに、「漫才中に帰ったことはないですか?ネタ中に」と問われると、松本は渋い顔をしながら「そんなんしょっちゅうよ」と告白。スタジオから「え~!?」と声が上がる中、「本当にやる気がないから難癖つけて帰りたくて。『赤ちゃんが泣いた』って言って帰ったりとか」「で、支配人に呼ばれて『なんで帰んねん』って言われて『赤ん坊泣いてるところで笑いできないでしょ』って」と、漫才を放棄して帰ったこともあると明かした。

 この放送に視聴者からは「スタッフさんが気の毒すぎる」「武勇伝みたいに語ってほしくない」と批判的な声のほか「それが許された時代だった」「昔はなんでもありだったからな」と擁護する声もあがっている。

「『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系/91~97年)が放送されていた頃のダウンタウンが今より尖っていたのは確かですが、当時はもっと破天荒な芸人や俳優もおり、傍若無人な振る舞いができるのが“大物”“カッコいい”という風潮があったのかもしれません。ただ、そういう振る舞いが許されるのは当時でも限られた人だけ。松本もセンスと才能があったからこそ許されていたのでしょうね」(芸能ライター)

 ただ、今同じことをすれば炎上必至。若気の至りで尖っている芸人は多いだろうが、周りに迷惑をかける行為はしないように注意しておきたいところだ。

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