「子供たちにも何度も話して聞かせています」――。
Jタウンネット読者のKさん(30代女性)から、忘れられない旅先でのエピソードが編集部に寄せられた。
それはKさんが妊娠していたときの出来事だ。
長女と夫と共に、日帰り旅行に出かけたKさん。その途中で、空港に立ち寄ったのだそう。
飛行機を見てはしゃぐ長女には夫が付き添い、Kさんはそれを少し離れたところから見守っていた。
ベンチは満席状態だったため座ることはできず、大きなお腹を抱えて立っていたところ、見知らぬ老人が近寄ってきて......。
杖をついたおじいさんが...次女妊娠8か月のことです。3歳の長女と夫と、日帰り旅行に出た先で空港に立ち寄りました。
長女はデッキから飛行機を見てはしゃいでいて、夫がそれに付き添っていました。
私はといえば大きくなったお腹が重く、腰への負担がきつかったので座りたかったのですが、あいにくベンチは満席。
角の柱のところに立って娘と夫を見守っていました。
すると、そんな私の元へ1人のおじいさんが近寄ってきました。そして、
「座りなさい」
と席を譲ってくれたんです。
「あなたのお腹には...」その人は見たところ80代ぐらいで、杖をついていました。
まさか足腰の弱っている方に席を譲ってもらうわけにはいかないと思い、丁重にお断りしたのですが、その方が
「私は老い先短いが、あなたのお腹には未来が詰まってる。大切にしなさい」
と一言。