酒で不覚をとるなかれ…江戸時代の武士道バイブル『葉隠』が説く”宴席の心得”を紹介

| Japaaan
酒で不覚をとるなかれ…江戸時代の武士道バイブル『葉隠』が説く”宴席の心得”を紹介

酒は呑んでも呑まれるな……昔からよく言われるこのセリフ。わかっちゃいるけどやめられない……そんな方もいるのではないでしょうか。

♪チョイト一杯のつもりで呑んで
いつの間にやらハシゴ酒
気がつきゃホームのベンチでゴロ寝……♪

※植木等「スーダラ節」より

昭和後期から令和にかけて、平和な現代なら「困ったヤツだ」とお説教くらいですませてもらえるかも知れません。しかし昔は治安が悪く、無事ではすまないことも少なくありませんでした。

いい気分で呑んでいるが、どこから敵が襲ってくるか判らない(イメージ)

常在戦場(じょうざいせんじょう/つねにいくさばにあり)。今回は江戸時代、武士道のバイブルとして知られる『葉隠(はがくれ。葉隠聞書)』より、酒の嗜みについて紹介。

いつの時代も、酒でやらかしてしまう者がいたようです。

大酒にて後れを取りたる人数多なり……

六八 大酒にて後れを取りたる人数多なり。別して残念の事なり。先づ我がたけ分をよく覚え、その上は呑まぬ様にありたきなり。その内にも、時により、酔ひ過す事あり。酒座にては就中気をぬかさず、不図事出来ても間に合ふ様に了簡あるべき事なり。又酒宴は公界ものなり。

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