坂上忍、『バイキング』石原慎太郎さん追悼も“肘つき姿勢”に批判殺到

『バイキングMORE』フジテレビ公式サイトより

 2月2日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、1日に亡くなった、元東京都知事で作家の石原慎太郎さん(享年89)を追悼。MC坂上忍(58)の、いつものようにテーブルに肘をつきながら話す姿に「姿勢が腹立つ!コイツ何なの?」と批判の声があがった。

 番組では、石原さんの政治人生をVTRなどで振り返った。歯に衣着せぬ発言として注目を集めた“石原節”について、坂上は「僕の年代から見ても、賛成できるものもあれば反対のも当然あるんですけど。分かりやすいというか。頭ごなしにマウント取るようなところがあるんだけど、その反面キュートな部分も持ち合わせているから、そこらへんのバランス感覚が、人たらし加減っていうのは絶妙な人なんだろうなという印象がある」と語った。

 その後は、石原さんの父親像として、石原家の3つの家訓「(睡眠が大事な父のために)朝は絶対に物音を立てるな」「(体調次第でメニューを決めるため)朝食は3種類(ご飯・パン・麺)用意せよ」「子どもとは夕食を食べない」を紹介。これを受け、坂上から「今どきこんなパパは成立しないでしょうね」と話を振られたタレントの高橋みなみ(30)は、「よっぽど家庭の中で尊敬されてないと成立しないですよね」とコメントした。

 すると坂上は、おなじみの“両肘をテーブルにつき体重を完全に預けた前傾姿勢”のまま、笑いながら「尊敬なのかどうなのか。まぁ時代もあると思うんですけどね」と言い放ち、高橋も「毎食、パンとご飯と麺って大変ですよね」とこれに便乗、タレントの安藤和津(73)も「ね~、ありえない」と賛同した。

 続けて坂上が「ほんとに奥さんあってでしょ、こんなの」「だって今どきこんなの言ったらぶっとばされますよ、奥さんに」と言うと、俳優・奥田瑛二(71)を夫にもつ安藤は「私もぶっとばす」と話していた。

「確かに、石原家の家訓から見てとれるのは、家父長制が色濃く残った昭和の父親という印象で、現代の家庭のあり方としてはそぐわないかもしれません。ただ、家族のことは家族にしかわかりませんし、それを追悼する場面で、寄って集って批判めいたコメントをするのはどうなのでしょう。坂上は高橋が『家庭内で尊敬されていないと成立しない』と石原さんを立てた発言をしたときにも、ありえないというような笑いを浮かべて否定しましたし、何よりも追悼コメントをする場面で、肘をつく姿勢に『こんなときくらい肘ついて喋るのやめろよ』『テーブルに肘つけないと喋れないなら椅子に座ってほしい』との声が上がっていました」(芸能ライター)

 その後も肘をついた姿勢のまま「今どきって、年いった人を安直に老害扱いする風潮ってのがあるけど、この時代を築き上げたのは慎太郎さん世代であるわけで、それに対して僕らが感謝するのは当たり前」と語っていた坂上。本当に感謝していれば、背筋が伸びると思うのだが……。

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