花粉、という言葉が思い浮かぶだけで「ゾゾゾッ!」と身震いしてしまう人もいるのではないでしょうか。花粉によって目がかゆくなったり、鼻が詰まったり、クシャミが止まらなくなったり、頭がボーッとしたり、とにかくつらい症状を引き起こす厄介な存在といえます。なにより、生活の質が低下すると嫌ですよね……。
そんな花粉ですが、もっと身震いしてしまいそうな「粉砕花粉」が存在することをご存じでしょうか。花粉を制御するナノイーX 技術を駆使した空調家電や季節家電を開発しているパナソニックによると、花粉が粉砕されたことにより、小さくなった花粉のことを粉砕花粉というそうです。
粉砕花粉は人が花粉を踏むことでも発生するようで、実際に検証した動画を見てみると、確かに、通常の花粉よりも細かく砕けていることが確認できました。
ナノメートルレベルに砕けている埼玉大学大学院理工学研究科の王青躍教授によると、通常の花粉の大きさである30マイクロメ-トル(1マイクロメートル=1mmの1/1000)ほどよりも小さいナノメートル(1ナノメートル=1mmの1/100万)レベルに砕けることもあるそうです。
粉砕花粉が厄介な点は、人が歩行するだけで容易に舞い上がり、さらに長時間飛散するところ。普通の花粉は舞い上がったあと1分20秒程度に床に落ちた一方で、粉砕花粉は3分以上舞い続けたそうです。
検証映像によると、普通の花粉より2.25倍以上も長く舞うとのことで、検証映像を見ているだけで怖くなりました……。