コロナ禍以降、リモートワークの機会やオンラインの打ち合わせが増え、どんな服を着て仕事をすればいいのか悩んでいるという人は少なくないだろう。
働き方の多様化とともにビジネスコーデのトレンドも移り変わっている。これまでの「定番」がアップデートされており、クラシックなスタイルが「どこか古臭く見える」ようになってきているのだ。
そんな悩める男性ビジネスパーソンに読んでほしいのが『リセット!仕事服 新しい生活様式にふさわしい男の服選び』(技術評論社刊)だ。表参道のオーダーサロン「ボットーネ」のオーナーを務める著者・松はじめさんが、豊富なイラストや写真とともに、ビジネスコーデの新定番を解説する。
スーツだけでなく、ビジネスカジュアルや小物についてもたっぷりとページを割いており、幅広い職種・業種に対応可能だ。
では、最新のビジネスコーデは何が特徴的なのか。「これさえ守れば間違えることはない」と松さんが語る4つの新ルールについてご紹介しよう。
■第1のルール「シンプル」まず1つ目は「シンプル」。デザインの工夫や遊び、装飾といったプラスの要素は一切不要と心得てほしいと松さんは述べる。
スーツを例にあげると、本書では何の変哲もないプレーンなネイビースーツを買うべきとしている。そう聞いて、「ただのネイビースーツだとつまらないのでは?」「柄が入っていた方が遊び心があって良いのでは?」と思う人もいるだろう。
しかし、なんとなく入れた遊び心がノイズになる、と松さんは指摘する。ビジネススタイルの最適解は、仕事で対する相手に違和感や不快感を与えないことだ。相手に違和感を与えない「遊び」ができるのは、基本を知り尽くしたファッション上級者のみ。そういう人でない限りは、基本に忠実である方がいいだろう。
■第2のルール「ジャストサイズ」続いてのルールは「ジャストサイズ」。ビジネスコーデにおいては、自分の体型にきちんとあったサイズを厳守することが大切だ。