立憲民主党の小熊慎司衆議院議員が、ゴールデンウイーク中に国会の許可を得ずにウクライナに渡航していたとして問題となっている。
小熊議員は、ポーランドなどへの渡航は届け出をしていたが、ウクライナは許可を得ていなかった。ウクライナは外務省の危険情報では、最高レベルの退避勧告が出ている。仮に届け出を出したとしても、当然許可はされなかっただろう。小熊議員はメディアの取材には「義憤に駆られ」渡航してしまったと回答している。
国会議員は、議会の開催中は海外渡航の際は届け出が必要とされている。過去にも今回と同様に問題行動とされた議員がいる。
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2013年11月には、当時参議院議員だったアントニオ猪木氏が、国会の許可を得ずに北朝鮮へ渡航。出発地の日本の空港や、経由地の中国の北京に日本のマスコミが詰めかけた。猪木氏は「書類の不備」を理由に許可が出ていない中での出発となった。あえて渡航を強行したことで、とりわけ問題視されたケースだろう。猪木氏は帰国後、参議院懲罰委員会より登院停止30日の処分を下された。
2019年4月には、当時衆議院議員だった山尾志桜里氏がアメリカのロサンゼルスを訪れるも、こちらも無届けのため問題となった。旅行には密会が報じられた弁護士の倉持麟太郎氏も同行した。山尾氏は旅行の目的を経済視察と主張したが、SNSなどで積極的な情報発信がなされなかったことに、元衆議院議員の杉村太蔵氏は『サンデー・ジャポン』(TBS系)で「不思議だな」と皮肉コメントをした。
自民党の西田昌司参議院議員は、2012年8月にベトナムを4日間私的に訪問。こちらも海外渡航届を提出しておらず問題となった。
日程の長短や訪問地に関係なく、届出は必要なものだと言える。「ついうっかり忘れてしまった」では済まされないのが国会議員であるのだろう。
ウクライナ渡航の小熊議員だけじゃない、北朝鮮、アメリカ、ベトナムへの無断渡航が問題になった議員たち
2022.05.14 07:00
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