現在も世界的に人気の高い、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎(かつしかほくさい)が描いたさまざまな鬼が集結する特別展『北斎 百鬼見参』が開催されます。
古来、日本人は鬼の存在を信じ、暮らしにも取り入れ、ともに生きてきました。
神話・伝説、芸能、小説、マンガ、アニメ、ゲームに至るまで、鬼が登場する創作物は数多く、それだけ、鬼は日本人の心に深く根ざし、その精神世界の形成に大きな影響を与えています。そして、古典や芸能、また新たに江戸時代に起こった読本などを題材とする浮世絵にも、鬼は多く登場します。
東京・すみだ北斎美術館で開催される本展では、人気の錦絵「百物語」や版本などから鬼に関連する作品を紹介し、鬼才・北斎がどのように鬼を捉え、表現してきたかに迫ります。