乱闘騒動の影響? 大谷翔平、メッツへのトレード移籍が急浮上 大型契約以上に求めていることは

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大谷翔平

 乱闘試合の後遺症が、大谷翔平にも暗い影を落としている。

 6月27日(現地時間、以下同)、エンゼルスがホワイトソックスに辛勝した。3番・DHで出場した大谷は3打数1安打、1申告敬遠。得点に絡むことはできなかったが、前日の“屈辱的なノーヒット”を思えば、「モヤモヤ感は吹っ切れた」と見ていいだろう。

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 「大谷の前を打つトラウトが二度も申告敬遠で歩かされ、結果を出すことができませんでした。相手バッテリーはトラウトと大谷を天秤にかけ、大谷との勝負を選びました。申告敬遠後の大谷はノーヒットでした」(現地記者)

 “モヤモヤ感”はそれだけではない。

 前日のマリナーズ戦で大乱闘だ。27日の試合前、MLB機構は「故意死球を仕掛けたエンゼルスに非がある」とし、計9人の処分を通告した。

 最も重いのが、ネビン監督代行の「10試合の出場停止」。そのネビン監督代行に代わって指揮を執ったモンゴメリー・ヘッドコーチも「2試合の出場停止」処分を科せられており、どこかでチームを離れなければならない。

 「エンゼルスはア・リーグ西部地区3位。3位と言っても、勝率5割を切っています。守護神のイグレシアスもどこかで2試合、チームを離れなければなりません。厳しい状況が続きそうです」(前出・同)

 一部報道によれば、エンゼルスベンチは「報復の計画」を企てていたという。前々日の同カードで主砲・トラウトが死球スレスレを食らい、それに悪意があったと感じ、「ならば、こちらも」と準備をしていたそうだ。

 大谷がこの“謀略”を聞かされていたかどうは分からない。

 しかし、大谷がベンチを飛び出すのとほぼ同時に通訳の水谷一平氏も駆け出している。屈強なメジャーリーガーの間に入って、大谷をガードし続けたシーンを見ると、“不穏な空気”を察していたのだろう。

 そんなガタガタなチーム状況に加えて、大谷の去就に関する“宜しくない情報”も流れていた。

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