値上がり地獄を切り抜けろ!エアコン、冷蔵庫の料金が「一番安くなる裏技」

| 日刊大衆
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 値上げラッシュが深刻化しているが、その勢いは秋にはさらに加速しそうだ。

「民間の信用調査会社が、国内の食品メーカーなど105社を対象に調査したところ、10月に値上げを予定している商品が6305品目に上ることが判明。8月中に値上げ予定の2431品目に比べ、その数は約2.5倍です」(経済誌記者)

 国民に“値上げの秋”が直撃する。その原因は原材料価格の高騰や円安で、影響は、エネルギーやインフラの価格に及ぶとも言われる。そこで、家計に大きな影響を及ぼす電気、ガソリン、携帯電話の3種に絞った、節約術をプロに伝授してもらった。

 まずは、電気。手早く効果が出るのが、電力プランの見直しだ。節約アドバイザーの丸山晴美氏は、自治体が運営する、太陽光などの自然由来の電気を使った“再生エネルギー共同購入プラン”を薦める。

「たとえば、関東地方の『みんなで一緒に自然の電気』なら、電気代が年間平均9%ほど安くなるといわれています。名称は異なりますが、同様のプランは全国各地にあるので、ぜひ探してみてください」

 電力会社の乗り換えが面倒な人は、日々の節電を試してほしい。

 丸山氏いわく、

「効率のよい方法は、消費電力が大きいエアコンと冷蔵庫の節電を重点的に行う」とのこと。エアコンは、時間帯によっては、つけっ放しが節電になるという。

「空調メーカーの『ダイキン』によると、9時~18時の間に35分以内、18時~23時の間に18分以内の外出なら、つけっぱなしのほうが節電になるといいます。外出時間によって、スイッチのオンとオフを使い分けましょう」(前同)

 また、冷蔵庫は、“冷蔵室はスカスカに、冷凍室はパンパンに”を心がけよう。

「冷蔵室内をスカスカにすると、運転効率が上がり、電力消費が抑えられます。一方で冷凍室は、冷凍食品などが保冷剤の役割を果たすため、詰め込むと、庫内温度を低く保ってくれます。これだけで、年間1180円の節約になります」(同)

 8月22日発売の『週刊大衆』9月5日号では、このほかにも暮らしに密着した記事を多数掲載している。

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