お笑い芸人にはそれぞれ、腕を磨いた登竜門のような劇場がある。大小の常設小屋を全国で13も抱えている吉本興業の所属芸人は、その出身エリアによって多少なりとも毛色が異なる。現在M-1世代を多く輩出しているのは、大阪の「よしもと漫才劇場」と東京の「ヨシモト∞ホール」。だが、80年代は大阪だけで2つの派閥がバチバチやり合っていた。ミナミ(難波)にあった心斎橋筋2丁目劇場と、キタ(梅田)のうめだ花月だ。
心斎橋筋2丁目劇場は86年に、NSC(タレント養成学校)卒業生を中心とした若手育成のために創設された。翌87年にスタートした「4時ですよ~だ!」(毎日放送)が連日同劇場からの生放送だったことで、MCのダウンタウンが爆発的人気となり、劇場バリューも高まった。89年に2人が卒業後、2丁目の星となったのは千原兄弟だった。対するうめだ花月は、腕のある中堅芸人と吉本新喜劇が同時に観られる安定した劇場。若手芸人が憧れた(すでにいずれも閉館)。
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当時、両館に勤務している社員の仲がとてつもなく悪かった。そのため、芸人同士の接点もまったく持たれず、テレビ共演も一切なかった。ところが90年代初頭、2丁目軍団と花月軍団がミナミの繁華街で偶然鉢合せ、一触即発になる“事件”が起こっている。2丁目軍団は千原ジュニア、ケンドーコバヤシ、サバンナ・高橋茂雄。花月軍団は土肥ポン太、COWCOW・多田健二、小籔千豊、FUJIWARA・藤本敏史。
先陣を切ったのは、ジュニア。「これはこれはうめだ花月のみなさん。偶然ですな、こんなところで。お笑いストリートファイトでケリつけましょか」と、にらみをきかせた。性根が優しい藤本はろうばい。小籔はジュニアより4期下だが、「やりましょうや」と肩を回して臨戦態勢。骨のある芸人同士が衝突しそうになったとき、止めに入ったのはケンコバ。「まぁまぁ。こんな機会珍しいから、飲みません?」と気をそらして、消火に努めた。結局、両軍団は背中を向けて、別の方向へ歩いて帰った。
ミナミの若手のドンだったジュニア、キタの新興勢力だった小籔。20年ほどたった今は互いに40代となり、東京でも成功。結婚して、子を持つパパとなった。竹馬の友となった元“ストリートファイター”。ジャックナイフを一度は心に秘めた芸人の伝説は、すべり知らずだ。
(伊藤由華)
千原ジュニアと小籔千豊にお笑いストリートファイトの過去が
2022.09.11 14:00
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