犬に車を運転させた動画が拡散、35歳男を逮捕 自身も無免許だったことが発覚

| リアルライブ
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 迷惑行為が問題になることは度々あるが、とある国ではあり得ない運転の様子を動画に撮影し逮捕された男がいる。

 イスラエル・エルサレムで35歳の男Aが犬に自動車を運転させ、逮捕されたと海外ニュースサイト『LADbible』と『Mirror』などが9月7日までに報じた。男は犬が運転する動画を撮影していた。

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 報道によるとAは運転席に座り、犬を自身の膝の上に乗せて車を運転させたという。犬に前足2本でハンドルを握らせ、少なくとも1分間運転させたそうだ。Aは犬が運転する様子を動画に撮影。自身のSNSに投稿し動画は拡散された。なお、犬は男が飼っている犬と思われる。

 『Mirror』は動画の一部を公開しているが、犬は中型犬から大型犬の間くらいの大きさで、前足でハンドルを左右に動かしている。カメラは運転席にいる犬の後方から撮られており、Aが撮影したと思われる。車窓の様子から、車は動いていて確実に運転していることが分かる。

 Aは犬の前足を支えるようなことはせず、犬の運転を一切助けていない。動画を見ると雨は降っていないが、犬が誤って動かしたのかワイパーが作動している。時間帯は夕方以降とみられ、あたりは暗くなっていて街灯がついている。道は一般道で、前方に他の車が走っている。道は逆方向から車が来ても十分に通行できるくらいの広さだ。公開された動画の中では歩行者は見当たらないが、同記事によると犬が運転している車が、歩行者や他の車を追い越した場面もあるそうだ。なお、車内にはAの他にも何人かの男が乗っていたとみられ、男らは歌い、笑い声をあげている。車の運転中に男らの姿は見られないが、動画の最後、車を降りて自宅と思われる場所に入っていく2人の男の後ろ姿が数秒映る。

 動画の拡散を受けて警察が捜査を開始し、犬に車を運転させて動画を投稿したAが無謀運転の疑いで逮捕された。車に乗っていた別の男たちが現在までに逮捕されたという情報はない。なお、警察の調べによってA自身も運転免許を持っていないことが発覚した。

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