2022年スマートフォングローバル市場における出荷を発表〜第3四半期としては2014年以来の低水準に〜

| バリュープレス
Counterpoint Technology Market Research Limitedのプレスリリース画像

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、悪化する経済状況の押し下げ圧力が続いているため、スマートフォングローバル市場は出荷ベースで前年同期比12%減少し、2022年第3四半期は3.01億台となったというMarket Monitor サービスによる最新調査を発表致しました。

世界的な政治の緊張が経済の不安定さを招き、スマートフォン市場に影響を与えた形となりました。それでも、四半期比でAppleとSamsungの出荷が若干回復したことおかげで、3億台を割り込んだ前期からは復活しています。

図1: 主なスマートフォンメーカーによる四半期ごとのスマートフォン出荷・グローバル市場


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzMDc3NDYjNzc3NDVfTXpWcFR1SXhOSC5wbmc.png ]
出典: カウンターポイント社Quarterly Market Monitor Prelim data, Q3 2022

スマートフォン市場全体の動向に関して、カウンターポイント社シニアアナリストHarmeet Singh Walia氏は次の通り述べています。
「2022年の第3四半期も、引き続きほとんどの主要メーカーが出荷の減少を被った。ロシアがウクライナでの戦争をエスカレートさせ、中国と米国の関係は政治的不信と緊張が続き、各地域でインフレ圧力が強まり、不景気への懸念が高まり、自国通貨安も進んでいる。こうしたことすべてが消費者心理をさらに冷え込ませ、すでに弱含んでいた需要にさらに打撃を与えた。

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