実家がお店を経営していたら、少しでも力になりたいと思うものだろう。海外では、自分の職業を利用して、とんでもない事件を起こしてしまった人がいる。
アメリカ・ウィスコンシン州の病院で、入院中の患者の足を無断で切断したとして、警察がこの病院で働く看護師の女を逮捕した。海外ニュースサイト『WQOW』『New York Post』などが11月5日までに報じた。
医者と患者が不倫、男性器にコカインを仕込んで女性が死亡 傷害致死で有罪
報道によると2022年3月、同州のとある病院に重度の凍傷を両足に負った男性が入院したという。男性の年齢は不明だが、高齢者と伝えられている。男性の入院した病院は、緩和ケアやリハビリを専門にする病院だ。男性は治療を受けたが、約2カ月後の5月末にひん死状態に。目撃者によると、男性の両足はほぼ壊死しており、皮と腱だけでつながっている状態だったという。
5月27日、男性の担当をしていた38歳の看護師の女は、医師の指示も許可もなく、男性の右足を切断したそうだ。男性自身の了解もとっていない。しかし協力した看護師もいたようで、切断中に男性の手を握っていたそうだ。その看護師によると、足を切断する時に男性は看護師の手を強く握り、うなっていたという。足を切断したことに気づいた別の看護師によると、男性は、「激痛だった」と看護師に話したそうだ。男性は意識があり、何が起きたか分かっていたという。
病院関係者が警察に通報。警察は患者に危害を加えた容疑で女を逮捕した。女は容疑を認めているが、「男性の足を切断したのは、楽にするため。私が彼だったら、そうしてほしいから」と話している。
しかし女の同僚看護師らは「女の家族は、はく製ショップを経営している。女は男性の足をはく製にして保存するつもりだった。はく製にした凍傷足は、ショップ内に展示する予定だと話していた」などと警察に話しているという。
女の逮捕を受けて、病院は女を解雇した。女の初公判は12月6日の予定だ。有罪となれば、最大で禁固刑40年以上になるという。
患者の足を無断で切断した看護師女、はく製にするため足を持ち出そうとしたのがバレる
2022.11.12 06:00
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リアルライブ