14歳少女、祖母の金庫から約200万円を盗みクラスメートに配る 少女は窃盗罪で逮捕

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 身近な人が犯人という事件は珍しくないが、海外では高齢者の現金が盗まれる事件の犯人が孫に当たる14歳の少女だったことが発覚。盗んだ現金が意外なことに使われていたことが分かった。

 アメリカ・フロリダ州で、中学校に通う14歳の少女Aが祖母の金庫から約1万3500ドル(約197万円)を盗み、全てクラスメートなどに配ったことが発覚した。海外ニュースサイト『USA TODAY』と『NBCNews』、『Mirror』などが10月22日までに報じた。

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 報道によると10月20日、少女Aが通う中学校の責任者が警察に「学校で現金が配られている」と報告した。現金は200、400、700ドル(2万9000〜10万2000円)の単位で配られていたそうだ。学校側は生徒から「何者かから現金を受け取った」と報告を受け、警察に相談したとみられている。通報を受けた警察は学校で捜査し、生徒らのカバンを捜索した。すると少女Aのリュックサックの中に約2500ドル(約36万5000円)が入っているのを発見。どのようにして金銭を受け取ったのか問うと、少女Aは当初「お金を配っていることを広めてほしいという、知らない元生徒からお金をもらった」などと話していたそうだ。

 しかし警察が何度も質問すると、最終的に少女Aは金銭が祖母のものだと言った。少女によると祖母の家に入り込み、ドライバーを使って祖母の金庫を開け金銭を盗んだそうだ。少女と祖母は別の家で暮らしていたとみられる。少女Aは盗んだ金銭の全てを学校のほか、バス停でも配ったという。面と向かって配ったのか、こっそりと相手のカバンに入れて配ったのかなど、具体的な配布方法は不明。ただ、少女Aが金銭を渡してきたと生徒が伝えたという報告はない。少女は窃盗罪で逮捕された。

 現在までに少女Aはなぜ金銭を盗み、配った理由を警察に明かしていない。祖母の代理人は盗まれた金銭は家を売却して得たもので、金銭を盗まれたことは「ひどい出来事だ」と語っていたという。

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