寝るときの靴下はあり?なし?医師に聞く→「絶対良くない」「リスク大きい」

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寝るときの靴下はあり?なし?医師に聞く→「絶対良くない」「リスク大きい」

寒くなってきたこの時期。

"足が冷えるから"と、寝るときに靴下を履いている人も多いですよね。

たしかに温かさは得られますが、安眠するうえでは本当に正しいのでしょうか?

今回も引き続き、東京都目黒区にある「五本木クリニック」院長の桑満おさむ医師に素朴な疑問に答えてもらいました。

乳幼児突然死症候群の1番のリスク

結論から言うと、寝るときの靴下は「絶対良くない」と桑満医師は指摘します。

人間は、夜眠くなってくると、徐々に体温が下がっていきます

「交感神経と副交感神経の関係で、人間のからだのオンオフは、ある程度体内に埋め込まれています。寝るときは体温が下がっていくことで、自然に眠りにつけます

そこで靴下を履き、強制的にあたたかくすると、「体温が下がらない→安眠につながらない」と説明します。体は、足などから熱を放散し、体温が下がっていくこともあるため、その妨げにもなります

これは大人だけでなく、赤ちゃんや子どもにも言えることです。

「子どもに『寒いから』といって靴下履いて寝かせるのは、絶対に避けるべき。乳幼児突然死症候群の一番のリスクは、靴下を履かせたまま寝かせていることなんです」

そもそも、"あたたかければ良い"というものでもない、と桑満医師。

たとえば、冬寝るときに布団や毛布に包まっていたとしても、夜中に暑くなれば自然とそこから足を出しますよね

「大人なら暑かったら靴下も無意識に脱いでしまうかもしれませんが、靴下を履いていると毛布のように自然に調節できないので、そういった点ではマイナスです」

眠る直前までは靴下OK

一方で、「足が寒くて眠れない」という気持ちはよくわかる、とも。

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